「世論がNOと言ったなら執行はしなかった」鳩山前法相

今日、出かける前に、化粧をしながらTVを観ていたら・・・。 こんなんやってました。 (ローカルではなくて、全国放送でやって欲しかった) 土曜ニュースファイルCUBE テレビ西日本(フジ系列・福岡ローカル) 「鳩山前法相が激白 「死に神」と呼ばれて」 ▽およそ1年6ヶ月の間に13人の死刑囚に対し死刑執行を命じ、一部で『死神』と呼ばれた鳩山邦夫前法相。日本の死刑制度は今後、どうあるべきなのか?今週の『CUBE』では、直木賞作家、佐木隆三さんが鳩山前法相に鋭く迫ります。 化粧しながらでメモが取れなかったし、たぶん途中からしか見てないんですけど、覚えている範囲で箇条書きします。 ・ベルト・コンベアー発言について マスコミではバッシングが起きたが、ネット調査では80%以上の人が賛成してくれた。 (死刑賛否についての街頭インタビューVTR) ・6ヶ月規定について 刑事訴訟法第四百七十五条  死刑の執行は、法務大臣の命令による。 ○2  前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない。 6ヶ月規定というのは拘束力のない訓示規定*としての運用であった。 だとすれば、刑法を改正して、2~3年以内に執行しなければ法律違反となるようにした方がよい。 *訓示規定 各種の手続きを定める規定のうち、もっぱら裁判所または行政庁の職務行為に対する命令の性質をもち、それに違反しても、その行為や手続きの効力には影響のないもの。 ・短期間に多数の執行…

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殺人事件で想定されるケース

綿井健陽のチクチクPRESSで「弁護員制度」という記事を読みました。 その一部を紹介します。 こうして誰かを裁く側へどんどん追い込んでいく。強迫観念のようにみんな裁く側の意識に迫られる。誰かを「処罰する」こと、そして自分は必ず「裁く側」に立つということを前提に、そこから物事を考える思考システムが、この裁判員制度の開始の前に着々と築かれているように見える。 そう。 ネット上は言うに及ばず、殆どの議論は >自分は必ず「裁く側」に立つということを前提 にしているように思います。 自分が事件関係者になったとしても「被害者側」を想定しているとも言えるでしょう。 これまで沢山の議論(もちろんココでの議論も含め)を読みました。そこでは殆ど、面識のない赤の他人による「殺人事件」を想定していて、被害者遺族の感情や死刑制度の議論がされています。 「罪と罰」の中で少し触れましたが、実際の殺人事件では・・・。 H18年警察白書によると 被疑者と被害者の関係別検挙件数 1155件中 親、子、配偶者、兄弟姉妹、その他親族 542人(46%) 知人友人、職場関係者 361人(31%) その他 114人(10%) 面識無し132人(11%) 被疑者無し6人 となっています。 「面識無し132人(11%)」を想定した議論ばかりの中で、被害者遺族会(同じ想定の事件被害者が殆どでしょう)の発言がクローズアップされ続けています。事件そのものがセンセーショナルに報道されがちで…

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罪と罰

「死刑」はイヤだという気持ち(思考)は、すごく個人的な体験から生まれてしまった気持ち(思考)だから、共有できるとは思っていないんです。 他の死刑廃止派の人だって、そうなった経緯はそれぞれだと思うし。 結局、その人がどう考えるかは過去の経験に依拠しているものだし。 何故「死刑に反対するのか」と聞く人もいます。 そう聞く人を説得したいなら、努力しないといけないだろうけど・・・。私は、その人を説得したいわけでもないのです。(というか、できないでしょう。私程度の国語力では) 公の場所に意見を書いているのだし「そりゃ、おめーが間違ってるよ」と言って頂くのはありがたいです。それによって自分の思考を修正できることもあるでしょう。 しかし、批判の全てに相手が納得するまで説明する責任が私にあるのかどうか・・・。うーん。 とりあえず、死刑はイヤという理由をいくつか書いてみます。 ・その時々で「死刑」になる基準が変わること。 ・人が裁いている以上、冤罪や誤判が避けられないこと。 ・間違いを正すシステムがないこと(あるけど、事実上は無いも同じだし)。 ・過失なのか故意なのか、本当のところは誰にも分からないこと。 ・同じように人を殺めても事故と故殺は量刑が違いすぎること。 ・過去の量刑を見ていて、被害者が赤の他人なら死刑になる確率が高いこと。 ・上に関連して、被害者が自分の子どもだというだけで量刑が軽くなること。 もっとあるけど・・・。 人を殺したら「原則死刑」に、と…

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モトケンさんのblog

※今日になって、無事投稿することができました。 記事を削除しても良いのですが、コメントが着いていますので、投稿したコメント部分だけ残しておきます。 元検弁護士のつぶやき「犯罪被害者・遺族も抗議」に投稿したコメントです。 >No.38 ponさま 返信ありがとうございます。 >あすの会では犯罪者の厳罰を望む"正しい"犯罪被害者遺族像が設定され、それに反する言動は許されないのです。 そういう意味だっのたですね。同意です。 ここからは、モトケン様の元記事と、こちらの議論への個人的な感想を書きます。 No.36 でponさまがご紹介くださった拙blogの記事(アクセス解析でビックリして飛んできた次第です)と、TBが通らなかった記事「ふたたび「あすの会」について」をお読み頂いた方が多いようなので、重ねて多くを申し上げるつもりはありません。 かの抗議文を読んでいて強く印象に残ったのは、その文言多くが、方々の死刑反対派のblogコメ欄に、ステハンで書き込まれる乱暴な意見に酷似しているということです。(しかも、あすの会の抗議よりネット上の意見の方が早くから出ていましたし) また、「あすの会」の方達が使う「犯罪被害者は」という言葉が、どれほど大きなの影響を与えているのかも実感しました。あすの会の会員以外の個々の被害者や被害者遺族の感情と、あすの会の意見表明は分けて考えて頂ければと願います。

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ふたたび「あすの会」について【追記有り】

数字から見えてくるもの のコメント欄で、ハロー・テキサスさんからいただいた以下のコメント 至極まっとうだと思いますが、こういう動きも出ています。 http://s01.megalodon.jp/2008-0626-0436-39/www.asahi.com/national/update/0625/TKY200806250323.html について、特に感慨はないので書くことはありませんとのコメントをお返ししたのですが・・・。 あまり反応したくないというか、するべきではないのだろうという思いもあります。 この件について他のblog(元検弁護士のつぶやき:犯罪被害者・遺族も抗議)での議論を読んでいて、書きたいことが出てきましたので記事としてアップすることにしました。 「あすの会」については、以前にぐちゃぐちゃ(その1)で書きました。 ほかのblogでの議論なら、そこに切り込んでいけばよいのですけど、長くなりそうですので自blogに書いてTBを送ろうと思います。 コメント欄での議論では賛否両論があるのですが・・・。 No.13 MultiSyncさん | 2008年6月26日 22:45 記事から読み取れる事実は、「全国犯罪被害者の会」は(正規に確定した)死刑が、決められた通りに執行されることを望んでいる。 と、なりますから正当性は完璧です。 ちょっとここに反応。 モトケンさんのblogのエントリでは朝日「死に神」報道、あすの会が抗議(産経ニュース)を引用…

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