おしらせ

女性専用カウンセリングルーム office kei カウンセラーの中島です。 12月11日(金)に嘉麻市 夢サイトかほ で児童虐待についてお話しさせていただくことになりました。 久しぶりに一般向けの講座なので、ちょっと緊張してしまいそうです。f^_^;) 虐待とは何か、周囲の人や地域はどう関わっていったらいいかなど、自分の体験も交えて、わかりやすくお話しできればと思っています。 嘉麻市以外にお住いの方も参加できます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。 女性専用カウンセリングルーム office kei 福岡市中央区http://www.ab.auone-net.jp/~office-k/

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「医療ネグレクト」という名付け

前回のエントリで、医療ネグレクトの定義についての私の考え方と、医師がホメオパシーを積極的に使用することの弊害を一緒に書いてしまったため、非常に分かりにく文章になってしまいました。はてブその他の反応に対するお返事もしなければと思いながら、いろいろなことを考え続けていました。 NATROMさんがお書きになった「医療ネグレクトの定義」と「ホメオパシーはまた人を殺すだろう」というエントリを拝見して、少し考えがまとまってきたので忘れないうちに書いておこうと思います。 まずは前のエントリのブクマでの反応を2つ triggerhappysundaymorning 宗教カルトの「自分の子供に輸血させない」がネグレクト認定されてんだから当然こっちもネグレクトだろ. north-pole ホメオパシー 「誤った信念に基づいて必要な医療を受けさせない」のは「医療ネグレクト」に入るというのが一般的では また、NATROMさんの「医療ネグレクトの定義」では、東京都福祉保健局のサイトにある医療機関のための子育て支援ハンドブックからの医療ネグレクトの定義を引きながら 医療ネグレクトとは、医療水準や社会通念に照らして、その子どもにとって必要かつ適切な医療を受けさせないことです。 親の意図を問わないのがポイントの一つである。子を嫌って医療を受けさせていないのではなく、子が治ることを一心に願っていたとしても、必要かつ適切な医療を受けさせなければ、医療ネグレクトとされる。 と書かれています。皆さん…

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体罰なのか虐待なのか・・・。

はてな界隈で話題になっている、『躾』の恐怖 - ootuka' というエントリを読みました。キャッシュ http://web.archive.org/web/20091003101854/http://d.hatena.ne.jp/gerling/20090913/p1(これを書いている時点で、はてブは300を超えています) リンク先の記事を簡単に要約すると、積極的体罰肯定派の親が長男(保護当時6歳)のしつけのために「体罰」を行い、児相が介入し子どもが保護されました。それを不服に思った親が裁判を起こし、その一部始終をblog(http://pwland2.s20.xrea.com/sp/jiso/bbs/blog/diary.cgi)に書いていらっしゃいます。そのまとめです。 エントリ中の引用部分や当事者の方のblogにはかなりショッキングな内容が含まれるため、繊細な方は読まない方がよいと思います。(一応、注意喚起) 世に様々な議論があることは承知していますが、私は「体罰」に関しては否定的な立場です。 当事者の方のblogをほぼ全て読ませていただきました。その上で書きますが、痣になるほどの「体罰」が日常的に行われ、ましてや、0歳の長女にも、同じく「体罰」を用いたしつけを行っているとあっては、やはり虐待と思わざるをえません。 (母親の記述では、長女にも痣ができることがあると書いています。 http://pwland2.s20.xrea.com/sp/jiso/bbs/…

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今更ですが「児童ポルノ禁止法」について

衆議院の解散で廃案になった『児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 』(以降「児童ポルノ禁止法」と呼びます)改正案ですが、廃案になり正直ほっとしています。 6月26日の衆議院TV法務委員会の動画。保坂議員の質疑しか見ていなかったので他の部分を見てみました。(全部は見切れなかったけど) http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php 葉梨康弘議員の質問にクラクラしてしまいました。性器が見える見えないということばかりに拘りすぎです。 民主党案では画像に性器が映っていないなら取り締まれないといいたいのでしょうが、自分が例示した変なイラストに描かれた撮影状況自体が性虐待になっているということが分からんのでしょうか?(参照:本日の児童ポルノ法改正審議のまとめ) 民主党案では性的虐待状況を撮影したモノを「児童性行為等姿態描写物」と呼び、児童ポルノを再定義しようと提案しているだけでしょうに。 与党は、どこまで対象を広げようというのでしょうか。 やはり与党案は性虐待を受けた児童の権利保護を目指すモノではないのだろうなと考えざるを得ないですね。 (私は与党は何のために改正しようとしているのか?という疑問を持っています) と、一人憤っていても、見てない人には何の事やらさっぱりですよね。動画から発言を起こす気力がないので、興味を持った方は是非動画をご覧ください。 今更なんでこんなものを見たかというと・・・。 以前に…

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児童虐待についての重要な報道(その3)

6月3日の記事なので、ちょっと鮮度は落ちていますが、このシリーズ(その1,その2)の最後に、実は一番重要だと思っている報道を紹介します。 冒頭部分だけ引用 児童虐待:親権の一時停止を検討、虐待から保護 法務省が研究会 <魚拓>  親による児童虐待から子供を守るため、法務省は2日、親権の一部・一時停止の可否を検討する研究会を発足させた。現行民法は親権の「喪失」手続きのみを定めるが、親子関係を壊すなど重大な影響を与える懸念から適用には慎重にならざるを得ないため、親の立ち直りを視野に入れた措置の導入を議論する。日本の家族制度を定めた民法の家族法分野の見直し作業に踏み込む見通しとなる。 毎日新聞 2009年6月3日 中部朝刊 親権の一部・一時停止は虐待防止に取り組んでいる人達にとっては悲願だったと言っていいと思います。 児童虐待防止法の議論が始まったばかりの頃には、「懲戒権」を削除しなければという意見も出ていたのですが、今回の研究会で目指すのは養育権や面会・通信権の一時停止あたりになるのではないかと思います。 昨年の虐待防止法改正で、面会禁止の強化や子どもへの接近禁止命令などは盛り込まれていますが、親権との整合性がとれていないと思っていました。 親権を楯にした強引な引き取り要求が後を絶たないことなどから関係機関は対応に苦慮しています。現在でも虐待によって年に数例は親権喪失の申し立てがなされていますが、再統合を視野に入れながら援助を行うには親権喪失はリスクが大きすぎますし、…

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