カサンドラ症候群(1)

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office kei カウンセラーの中島です。

寒い日が続きますね。風邪などひいていらっしゃいませんか?
私は数十年ぶりにしもやけができてしまいました。耳にできたのは初めてですけど…。
温まると痒いです。


突然ですが、みなさんは、カサンドラ症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
最近使われ始めた疾病概念(診断名ではありません)で、ネットや書籍で少しづつ概念が広まってきているようです。当カウンセリングルームにも「カサンドラ症候群かも」と、お越しになる方が少しづつ増えてきました。


「カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群(DSM-5では自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)がある人とのコミュニケーションがうまくいかないことによって、家族や友人など、アスペルガー症候群の人の身近にいる人に心身の不調が生じる二次障害のことです。」


カサンドラ情動剥奪障害とも言います。
カサンドラ症候群は欧米で出来上がった概念であるため日本人には当てはまりにくいことも多いように思います。

主な症状として
•低い自己尊重
•混乱/当惑した感情
•怒り、抑うつ、不安の感情
•罪悪感
•自己喪失
•恐怖症(社会恐怖症、広場恐怖症)
•心的外傷後ストレス反応
•疲労
•不眠症
•偏頭痛
•体重の増減
•PMT;月経前緊張症(婦人科系の問題)

などがあると言われていますが、長期的なストレスが引き起こす症状だと考えると良いでしょう。カサンドラ状態に限らず、長期間改善する見込みがないストレス的な環境に置かれれば、多かれ少なかれこのような症状が現れるのは当たり前であるとも言えますね。



実は、私の元夫もアスペルガー症候群です(未診断)。
昔主催していたシーラの会のミーティングにアスペルガー症候群の方が参加されたことがあります。2002年当時、初めて聞くその診断名を勉強してして、夫にそっくり当てはまることに気づきました。
それまで不可解で仕方なかった夫の言動の理由がわかり、また、どのように関われば少しは意思の疎通が図れるのかヒントを得たように思いました。

とは言っても、苦労がなくなるわけではないのですが・・・。

今回から数回にわたり、カサンドラ症候群に見られるような、自閉症スペクトラムのパートナーを持つ人の苦労を私の体験を交えてお話ししようと思います。




※注意※
特性の強さや環境などそれぞれのケースで異なりますので、自閉症スペクトラム障害のパートナーを持つ方が皆このような苦労を抱えるわけではありません。


女性専用カウンセリングルーム office kei 福岡市中央区

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