2015年10月02日

ピンクリボン

昨日10月1日は「ピンクリボンデー」でした。
ピンクリボンとは「乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボル」(wikiより)のことです。

つい最近、北斗晶さんが乳がんの手術を受けられ大きな話題になっていましたし、今年のピンクリボンデーは格別の思いがありました。
このblogを以前からお読みいただいている方はご存じだと思いますが、私も、ちょうど6年前に乳がんの手術を受けました。幸い発見が早かったため、温存手術と放射線治療、そしてホルモン療法(内分泌療法)を受け、現在も再発はしていません。

病院で乳がんだと告げられて、一番始めに思ったのは、元NHKアナウンサーで乳がんで亡くなられた絵門ゆう子さん(2006年、享年50)のことでした。(絵門ゆう子 Wikipedia
彼女は、2000年に乳がんが発見された時点で既に転移があり(ステージ2〜3)、当初標準医療は受けず、告知から1年2ヶ月後に骨転移による首の骨折のため聖路加国際病院に繋がるまで、ありとあらゆる民間療法をさまよい歩くことになります。

参照:「絵門ゆう子(旧名・池田裕子)さん、ガン闘病記出版」
http://shimomuraken1.com/old/ken1-eye/2003/030524.html

その間、産業カウンセラー養成講座を受講し資格を取得(2002年)され、がんの方達へのカウンセリングもしていると、当時のTVのインタビューで語っているのを見たことがあります(私が産業カウンセラーに興味を持ったきっかけでもあります)。

私は乳がんだと告げられる前から、代替医療とよばれるものに不信感を持っていましたので、標準医療以外の選択肢は頭にありませんでした。それでも、がんのことを打ち明けた友人から「サプリ」を勧められたり、「放射線治療は怖いよ」と、知り合いの看護師さん2人から脅されたり…。(どんな教育を受けたのか気にはなりますね)
気持ちが全く揺らがなかったといったら嘘になります。

入院してすぐに、主治医から「何かサプリとか飲んでいますか?ほかに、病院以外での治療は考えていますか?もしそうだとしても反対はしませんので、受ける前に相談してくださいね。お薬とサプリが喧嘩してしまうこともあるので」とやんわり(笑)釘を刺していただきましたので、変なものに引っかからずにすみました。

がんと告げられれば誰しも不安になりますが、それ以上に周囲の人が不安を煽っているようなこともあるのかもしれません。良かれと思っていった一言が、とんでもない結果を導いてしまうこともあり得るのだと思います。
当初、絵門さんが標準医療を受けなかったのは、お母様をがんで亡くされ、その時の医療に対する不信感からだということでしたが、早い時期に標準医療を受けられていたら、もしかするとまだご存命だったかもと思います。

彼女が抗がん剤治療中に「これ(抗がん剤)は、よりよく生きるためのサプリのようなもの」といっていました(ネット記事でもう残っていませんが)。この言葉を、ぜひみなさんにお伝えしたくて、このエントリーを書きました。

10月いっぱいは、あちらこちらで啓発イベントが行われているようです。
どうか、怖がらずに検査を受けてください。
そして、北斗晶さんの健闘を祈ります。ファイト!
posted by akira at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 私のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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