『スキンシップ障害』って?

秋田連続児童殺害事件では『スキンシップ障害』というのがキーワードになっているみたいです。私は聞いた事がありません。たぶん、児童虐待業界(ってどんな業界だか)で知られつつある、「ボンディング障害(診断名にはなっていません)」のことではないかと想像しています。 ボンディング障害は、簡単にいうと「母親の我が子に対する情緒的な絆が障害された状態」であると考えられています。母親が子どもを憎悪する状態と言った方がフィットするかも知れません。 詳細についてネット上で読める文献は、九州大学病院精神科神経科講師 吉田敬子氏の書かれたこの論文ぐらいでしょうか・・・。 私がボンディング障害という概念を知ったのは3年ぐらい前です。現在も(虐待防止に携わる人達の間でも)余り知られてはいない概念なのかも知れません。 なぜボンディング障害が起こるのか?ですが、産後うつとの関係もとり沙汰されています。しかし、そればかりでもないようです。妊娠中から「胎児拒否」という形で始まる事もありますし。母親とその親との関係(虐待など)も深く関わっています。 赤ちゃんを全く可愛いと思えないとか、畠山被告のように子どもに触りたくない、子どもから触られたくないなど、我が子に対する拒絶感が中心となる障害です。早期に適切な介入が行われないと予後が悪い(虐待につながる)場合もあり、母子分離になりかねない重篤な障害なのです。(と、私は理解しています) 畠山鈴香被告の第5回公判が、昨日(29日)秋田地裁で開かれました。裁判の詳…

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本格的に「ひま」

クリニックの勤務が週1日になり、月に5日しか働いていません。 うひょー。 生活は、ちょっと厳しくなり、浪費癖もすっかりなりを潜める今日この頃です。 そういえば、交流分析士という資格を取りました。 裏blogには書いたんですけど、こっちには書いてませんでした。 10月8日に試験を受けてつい先日結果が届きました。 取ったからといって即座に立つ訳ではないのですが、今まで敬遠していた交流分析を学んだ事には意味があると思っています。 「ひま」ついでに、本を書いたり(以前に書いてますと言ってた例のの・・・)勉強したり、半分専業主婦を楽しみながら、まったりと過ごしています。 で、こんな時間にbloを書いてる私。

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フィブリノゲン問題

フィブリノゲン製剤によってC型肝炎になった方のリストを厚生労働省が隠していた(?)事が発覚し大きな問題になっています。 以前ピノコ?という記事で書いたとおり、縦隔(両肺の間)にあった「奇形腫」を16歳の時に新宿の国立国際医療センター(旧国立東京第一病院)で摘出手術を受けました。 今でも右乳の下に25センチほどの傷が残っています。4時間以上かかる大きな手術でしたが輸血はしていません。血液製剤の投与を受けました。術後「肝炎」になり1ヶ月近く退院が延びました。(抗生物質投与によるという説明でした) フィブリノゲン製剤と肝炎の問題が大きく取り上げられ、色々調べたところ、私が手術した病院でも件の薬が使われていた事を知り、数年前に血液検査を受けました。幸いにも感染していませんでしたが・・・。 結果が出るまでの1週間は生きた心地がしませんでした。 この問題は、私にとっては決して人ごとではありません。 もしかしたら私も訴訟の原告団に入っていたかも知れないのです。 今日のニュースでは、感染の危険があるフィブリノゲン製剤は約30万人に投与されていたとの事・・・。 もし、公表された医療機関で平成6年以前に出産や手術で大量に出血された方は、フィブリノゲン製剤が使用された可能性がありますので、肝炎検査をしてください。 下記HPに使用していた医療機関のリストがあります。 フィブリノゲン製剤のページ 国や製薬会社は患者への補償や治療に責任を持つ事はもちろんですが、可能性のある方へTVや…

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