2006年10月25日

事件の背景

ひどい事件(2)の続報が今朝の毎日新聞に載っていました。
京都府長岡京市で3歳男児が餓死した虐待事件で、府京都児童相談所(京都市)が「夜中に泣き声が聞こえる」などという民生委員からの連絡を、児童虐待防止法に基づく「通告」ではなく、「報告」として処理していたことが分かった。児相は子どもの安全を確認する必要のある場合の「通告」とすべきだったと誤りを認め「今年3月に保護した姉(6)を家庭に戻すため父親との信頼関係を築くことを重視していた。関係を壊したくなかったので決断が鈍った」としている。
 また、拓夢ちゃんに関する民生委員からの最初の連絡が5月17日だったことも分かった。これまでは、6月20日が最初とされていた。
 「通告」「報告」の判断は児相が行う。拓夢ちゃんの場合は、6月20日に「暗い家の中に残されたまま父母が外出し、泣いていた」と連絡を受けたが、翌21日に拓夢ちゃんと面会し、「虐待の兆候がまったく見られなかった」と判断。家族が姉を受け入れることを第一と考え、「報告」として処理した。


通告と報告の違いは一般人には分かりにくいですよね。
今回の場合では、この家族の事実上の対応をしていた児童民生委員から、先の保護された長女の関連情報としての報告だと受け止めたのでしょう。一応、拓夢ちゃんへの虐待も視野に入れていたようですけど。

以前書いた虐待防止には何が必要?でもちらっと触れましたが、通告の仕方によって児相の対応が変わるということは否めないのでしょう。

ひどい事件(2)で、あくまでも私見としながら書いた、長女の家族再統合を急いでいたゆえに「父親との信頼関係を築くため」家庭訪問をしなかったのではないか、という記述は当たりでした・・・。

その背景としては、一時保護所も児童養護施設も満杯の状況で、虐待されている子どもを安全に保護できる受け皿がない=家族再統合(親元に帰す)を急いでいる。
というのは、全国的な傾向になっています。

この件について、前回のエントリーに寄せられたコメントで、ヒゲリンさんが詳しい情報を書いてくださっています。
福岡市の話ですが、児童相談所で一時保護される子どもは、10年前に年間100件に満たなかったものが現在400件を超えます。一日1人以上の子どもが保護されています。これは脅威的な数字です。

にも関わらず、子どもを受け入れる器のほうは、児童養護施設と里親を合わせても1割くらいしか増えていません。

3〜4年前に子ども部の人に児童養護施設を作ったらどうかと聞いたら、「まず情緒障害短期治療施設を作ってから」と言っていましたが、このご時勢に福岡県が虐待されている子どもをみんな家に帰して廃園にしてしまった百道松風園の跡の施設を県が譲らず、まず作るはずだった情緒障害短期治療施設すら実現に至ってません。


ただでさえ足りない児童養護施設を廃園にしようとした福岡県には、当時、沢山の反対意見が寄せられていたようですが、結局は廃園になりました。行政改革の一環という名目のもと弱者への福祉予算はどんどん削られています。小泉政権がもたらした負の遺産です。

閑話休題
家族再統合を目指す(その理由はどうかと思うけど)という、支援方針自体は間違っているとはいえませんが、そのための「虐待親の更生」やら「教育」やら、すっ飛ばしていいはずがありません。
電話でちゃちゃっとインタビューして、その親がどう変わったかなんて分かるはずもなく・・・。
児童虐待防止法の規定では

三 児童虐待を行った保護者に対する指導
  児童虐待を行った保護者について児童福祉法により行われる指導は、親子の再統合への配慮その他の児童虐待を受けた児童が良好な家庭的環境で生活するために必要な配慮の下に適切に行われなければならないものとすること。

とあります。
親の指導を行うのは、社会福祉主事、児童委員若しくは当該都道府県の設置する児童家庭支援センター、又は当該都道府県以外の者の設置する児童家庭支援センターです(児童福祉法)

実際は児相の職員が足りないこともあり、子どもが保護されている児童養護施設での指導が主流のようです。
(今回の事件でも、養護施設から「長男への虐待は無い模様」と報告があげられています)
養護施設では親への指導に苦慮していると、方々の研修会で耳にします。確かに、とてもむずかしいでしょう。専門家ではない人(そもそも、日本には加害者更生の専門家なんて居るのかしら)がおこなっているのですから。
実効性のある「親指導」は、ほとんど行われていないと考えた方が良さそうです。

保護されても更生していない親の元へ子どもが帰されていく現実。
「統合を急ぐ余り」というのが、この事件の真相のようです。

児相の対応がお粗末だったのは言うまでもないことですが、こういった実態は一般に知られることはなく、虐待親への非難ばかりが声高に叫ばれ続けます。

虐待を受けている子どもが身近にいること・・・。
保護されても安全は保証されていないこと・・・。
そもそも、安全に保護できる場所さえないこと・・・。

こんな弱小ブログでは、たかがしれていますが、一人でも多くの人に実態を知ってほしいと思います。
マスコミの報道が、児相の対応や事件の背景を伝えるだけでなく、その後、子どもたちがどうしているかというところまで、伝えてほしいと切に願います。
posted by akira at 10:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 児童虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

ひどい事件(2)

またしても幼い命が失われました。
長岡京市の佐々木拓夢ちゃん(3つ)が自宅で、父親と同居中の女から虐待を受け死亡しました。
今年の3月には長女(6歳)の虐待が発覚し、児童相談所(以下、児相とよびます)に保護されていました。その後、死亡した拓夢ちゃんが虐待されているようだと、民生児童委員や近所の住民などからも通報があったものの、家庭訪問はせず安全確認はされていませんでした。

逮捕された父親と内縁の妻は、どちらが首謀したか罪をなすりつけ合っているようです。

もちろん、虐待をした親が一番悪いです。
親をかばうつもりは全くありませんが、人が生きている限り虐待は無くなりません。悲しいけれど、それが事実です。
しかし、そこから救い出すために法があるのです。

毎度、虐待事件が起こるたびに児相の対応が問題になります。しかし今回の対応はお粗末すぎて言葉もありません。

確かに児相は人が足りませんが、なぜ通報を放っておいたのか・・・。
当初の報道で児相所長は「父親との信頼関係のため訪問はしなかった」と言っていました。
児相は父親との信頼関係を築きたかったのです。つまり、3月に保護された長女の「家族再統合」を視野に入れた援助をしていたということなのでしょう。うがった見方をすれば、児相の一時保護所も児童養護施設も満杯ですから、なるべく早く親元に返したかったのかもしれないと思えます。(あくまでも私見です)

長女の件では手元に返す前提となる、親への指導がきちんと行われていたかどうか・・・。(児童虐待防止法では虐待した親への指導を行うように謳われています)もし、きちんと行っていれば、拓夢ちゃんの様子も分かったのではないかと思います。

今回の事件は未然に防げる事件でした。
「れば、たら」ではなく、児相が仕事をしてさえいれば、絶対に防げたはずなのです。

続報で
児相の黒川洋一所長は「緊急性を感じなかった。姉を保護していた安心感もあった。もっと詳しい状況が別ルートで入っていれば違った対応が取れたかもしれない」と話した。
(京都新聞) - 10月23日15時9分更新

とのことです。

もっと違うルートってどんなルート?。
民生児童委員に丸投げしていたとしか思えませんが・・・。
きちんと仕事しようよ。

せめて、何が間違っていたのか緊急に事件の分析をしてほしいです。


拓夢ちゃんのご冥福を祈ります。
posted by akira at 23:46| Comment(4) | TrackBack(1) | 児童虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月22日

宿題に泣く

今日は春日原のクローバープラザで「アディクション・フォーラム」が行われました。
まだ行ったことがないので、今年こそは!と意気込んでいたんですけど、職場のボスからだされた宿題(研修会の報告書、シーラの会のチラシ、関係資料の読み込み…etc)が、終わらず、結局不参加でしたたらーっ(汗)

アトラクションで仲間のバンドが演奏することになってたし、ほかのグループのモデルミーティングにも参加したかったもうやだ〜(悲しい顔)

資料読み終わらず・・・。あと170Pも残ってます。
明日は早起きで仕事なので、ご飯食べたらもうひとがんばりです。ふー。
posted by akira at 18:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

パソコン漬け

自分のだめさ加減に嫌気がさしています。(いきなり、なにを・・・)
MacOS V10.4ゲットと書いてから1年5ヶ月。

一昨日、やっとインストールしました。
信じられん。自分でも信じられんのです。
ここまで、めんどくさがりやさんだったとは・・・。

元々、iWorksを使いたかったばっかりに、OSv10.4を導入しようと思ったので、結局2つのソフトを寝かせていたわけです。
そんなこんなしている間に、iWorksは'05から'06に進化をとげ、来年にはOSもバージョンアップしそうです。_| ̄|○

先月バックアップをとるための外付けハードディスクを(パソコン使用歴12年にしてやっと)導入し、バックアップとクリーン・インストールにこぎ着けました。
OSのインストールと環境設定、アプリケーションのインストールとバージョンアップ、バックアップしたファイルを戻して使える状態になるまで、まるまる1日。
疲れたー。

が・・・。問題発生。
Apple Works6がインストールできません。
もともと古いアプリケーションなのですが、前のOSv10.2.8では問題なくインストールできました。しかし、私の持ってるApple Works6はバージョンが古くてのOS9が入ってないとインストールできないのです。PBのリストアCDからOS9を追加インストール使用としましたが無理・・・。

うえーん。OSV10.4は上書きインストールするべきでした。
Apple Worksで仕事のほとんどをこなしている私。
火曜日までに提出する書類のファイルが開けない。本当にやばい状況です。
また古いOSにもどして全部やり直す根性もなく、結局、Apple Works6の新しいーバージョンを天神まで買いに行きました。

はー。

こんな私が、職場のIT担当です。ありえんて・・・。
来年までにFileMaker導入。
パソコン漬けは当分続くのであります。
posted by akira at 00:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

ひさびさのバトンです。

お友達のmizuちゃん(彼女のblogはmixi内です)から、お酒バトンが回ってきました。
若気の至りで昔はむちゃもやりましたけど、今は、いたっておとなしく飲んでます。
と、最初に言い訳を・・・。

1: 酔うと基本的にどうなりますか?
飲んでも、あまり変わらないのですが、普段以上によくしゃべります。
一緒に飲む人によりますが、変な酔い方をすると泣きながら絡みます(爆)
昔はよく、酔うとお風呂に入って、そのまま朝まで寝てました。

2:酔っ払った時の最悪の失敗談はなんですか?
ずーっと昔、行きつけの飲み屋さんで。
たまたま隣の席にいた「ヤ」のつく自由業の方と飲み比べをして(するか普通)、狡をされて相手の頭を叩いたらしい。(途中から覚えてません・・・)

3:そのときはどのくらい飲みましたか?
・・・さぁ。
ウイスキーの水割りをステンレスのボウルで一気飲みしたところまでは覚えてますが・・・あぅあぅ。
やばい。みんなドン引きやー。

4:最悪の二日酔いはどんな感じでしたか?
のどが渇くのと、ちょっとだるいぐらいで、それほど酷い二日酔いになったことはありません。

5:酔っ払って迷惑かけた人にこの場で謝りましょう。
ほんとに、ごめんなー。(謝る気あるんかい)

6:現在、冷蔵庫に入ってるお酒の量は?
ただいま調査したところ、缶ビール3本と缶酎ハイ2本、入ってました。

7:好きな銘柄は?
ビールならサッポロ。ワインはドイツの白でリープラウミルヒ。焼酎は最近は米ならなんでも。バーボンはHARPER。ジンはGORDON'Sが好きです。

8:最後に飲んだお店は?
大阪プチオフ会で行った「あほぼん寺」。天神店はよく行きます。

9:よく飲む、思い入れのあるお酒は?
ジントニック。初めてのバーに行くと必ず最初に注文します。

10:マワス人
うーん。どうしましょう。
あえて指名はしませんので、どなたか持って行ってくださーい。
皆さんの武勇伝がききたいなー。
posted by akira at 11:35| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする