2006年06月26日

湿ってますなぁ

ここ福岡はとっても梅雨らしく、毎日雨が降っています。
どこもかしこもジメジメ・・・・。

LOVELOGも最近湿っぽい
っていうか、激重じゃないですか?
ログイン画面までたどり着けても、投稿で最低3回はエラーがでます。
私のMacがおかしいのかしら?

posted by akira at 17:26| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

ネグレクト(2)

日本で児童虐待と呼ばれている事柄は、英語圏では虐待とネグレクトを分けてchild abuse and neglect とか abuse and neglect of children と表現するようです。

アビューズ(abuse)には乱用、誤用という意味があります。
つまり、子どもの乱用、子どもの誤用となるわけです。また、子どもに対する親権力の乱用という見方もあります。
「子どもの乱用」とか「子どもの誤用」とは、本来の親子関係から離れてしまった関係のあり方(状態)のことです。
一方、ネグレクト(neglect)は、無視する,軽視する,見過ごす、〈義務・仕事などを〉怠る,おろそかにする,顧みない.という意味です。親(殆どの場合、親だけでなく周囲の大人全てを指します)としての義務を果たさない事を指します。

これらはかなり幅広い概念だと言うことがおわかりいただけるでしょうか。

日本の虐待防止法による定義では、保護者がその監護する児童(十八歳に満たない者をいう)について
(一) 児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
(二) 児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。
(三) 児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。
(四) 児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
となっています。
この中でネグレクトについての定義は(三)ですね。 
具体的にはどういうことかというのを、厚生労働省は次のように言っています。(以下子ども虐待対応の手引きから引用)


● 子どもの健康・安全への配慮を怠っているなど。
例えば
(1)家に閉じこめる(子どもの意思に反して学校等に登校させない)
(2)重大な病気になっても病院に連れて行かない
(3)乳幼児を家に残したまま度々外出する
(4)乳幼児を車の中に放置するなど。
● 子どもにとって必要な情緒的欲求に応えていない(愛情遮断など)。
● 食事、衣服、住居などが極端に不適切で、健康状態を損なうほどの無関心・怠慢など。
例えば
(1)適切な食事を与えない
(2)下着など長期間ひどく不潔なままにする
(3)極端に不潔な環境の中で生活をさせるなど。
● 親がパチンコに熱中している間、乳幼児を自動車の中に放置し、熱中症で子どもが死亡したり、誘拐されたり、乳幼児だけを家に残して火災で子どもが焼死したりする事件も、ネグレクトという虐待の結果であることに留意すべきである。
● 子どもを遺棄する。
● 祖父母、きょうだい、保護者の恋人などの同居人がア、イ又はエに掲げる行為と同様の行為(身体的、心理的、性的虐待のこと*akira注)を行っているにもかかわらず、それを放置する。など


かなり具体的ですが、状態像を表しているだけで、親の心性や親子の関係性にはふれられていません。

そもそも、子どもと親(もしくは養育者)との関係は基本的に、子どもの欲求や必要性を満たすことを基礎として成立する関係です。
親は、子どもが自分の人生を自分らしく生きていくために手助けをしたり、その子どものできる範囲で心身とも健康的に成長するための環境や保護を提供します。
しかし、アビューズでは、親と子の役割の逆転が生じ、親は自分の欲求を満たすために子どもと関わるようになります。
たとえば、子どもを、自分の感情のはけ口(いらいらして八つ当たりするだけでなく、愚痴の聞き役にするなども)にしたり、自らのコントロール欲求の対象にしようとします。また、子どもに対する関心よりも、子どもから関心を得ようとします。
逆に、もっぱら自分や他の者への関心しかなく、子どもへの関心が無い場合はネグレクトという状態になります。
日本語の児童虐待という言葉からは、アビューズやネグレクトに含まれるこれらの意味が、すっぽりと抜け落ちていると言っていいでしょう。
また、日本の定義があまりに狭すぎること、ネグレクトと虐待を同じ枠で括ってしまっていることにも問題があるように思います。

なぜ、ここまでネグレクトの定義にこだわるか・・・。
虐待の手引きに出てくる事柄のように、適切な食事を与えない、著しい減食、医者に連れて行かない、家に閉じこめる、学校に行かせない、不潔にしているなどは、いちがいにネグレクトとは言えないことだからです。

例えば、記憶に新しい岸和田の事件(15歳の長男を部屋に閉じこめ、食事を与えず餓死寸前に追い込んだ)はネグレクトという扱いでした。しかし、事件の経緯が物語るように、暴力による「しつけ」という支配、体罰としての断食、またその発覚を恐れたため監禁、放置が行われたというの真相です。

今回の鈴香容疑者の親子関係や私の体験は、まさしくネグレクトといえますが、ニュースに登場するネグレクトの事件は、事例内容をよく見てみると身体的心理的な虐待である場合が多いです。
アビューズとネグレクトは親の心性における、エネルギーのベクトルがまるで違うのです。
アビューズは、子どもに対する悪い意味での関心がありすぎる状態。ネグレクトは良い意味でも悪い意味でも子どもへの関心が無さ過ぎる状態といえます。

岸和田事件のような一見ネグレクトに見える事例で、実は子どもに関心(執着、支配欲)がありすぎる親に対して、もっと子どもに関心を持つように関わっても良い結果は出ないでしょう。
また、関心が無さ過ぎる親に対して、その背景にあるものを無視して「もっと子どもをかまってやりなさい」といっても無理があります。
なぜ子どもに関心が持てないのか、その理由を理解すること。そして、親が子に対して関心を持てるように働きかけ、不十分なところは行政や周囲がカバーする。最悪の場合は分離する。
「虐待」といっても、それぞれに違う要素があるのですから、よく見極めて適切な介入をしなければ、せっかく発見できても助けることはできないと思います。

「虐待のおそれがある」という通報を受け、児童民生委員が鈴香容疑者の家を訪れていたという報道がありました。
彼女に関わっていた行政機関は、何を見、何を聞いていたのでしょうか。

ネグレクトはある意味で、身体的な虐待以上に子どもの心を傷つけます。
親からの関心が得られないというのは愛されていないことを意味します。
報道で彩香ちゃんの言動を知るにつれ、典型的なネグレクトされた子どもなのだなという思いを強くしました。
人なつこかった。親思いだった・・・。
彩香ちゃんは本当に淋しかのだろうなと、抱きしめてあげたい思いに駆られます。

殺人の大罪を犯してしまった鈴香容疑者もまた、子どもの頃に同じ思いをしていたのでしょう。
しかし(私も含めて)大人になった、かつての被虐待児は、連鎖や犯罪の罠にはまりやすいとは言え、それを選択しない自由も持っているはずです。過去の経験を言い訳にしない生き方を選ばなければなりません。
とはいえ、一人っきりでは難しいことです。
誰かの温かい支援が得られれば、少しは楽に自分の過去と付き合えるようになります。
鈴香容疑者にはそんな誰かが、いなかったのでしょうね。

なんだか、本当のひとりごとになってきました。
まとまりませんが今日の所はこの辺で・・・。
質問ご意見をお待ちしています。

posted by akira at 18:52| Comment(6) | TrackBack(1) | 児童虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネグレクト(1)

前回のエントリー「虐待という視点」でふれたネグレクトについてです。
まずは私の体験から、ネグレクトと思われる部分だけ・・・。
フラッシュバック注意!

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posted by akira at 15:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 児童虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

虐待という視点

blogサボりっぱなしですみません。

勤務先からの宿題(レポート)のために、毎日、本を読んでいます。
1週間後が締め切りなので、そろそろ書き始めなければならないのですけど・・・。

最近ずっと報道されていた、秋田の小学生殺人事件で容疑者が犯行を認めたようです。



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posted by akira at 18:13| Comment(10) | TrackBack(2) | 児童虐待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする